2009年1月7日水曜日

勝手にソウル博物館振興協会3

今日は国立中央博物館。(地下鉄4号線イチョン駅から徒歩3分)

なんでもいいから古くてきれいなものが見たかった
という、なんとも適当な動機でセレクト。
ちなみに常設展は無料公開中でお徳です。
企画展示は「永遠なる生命の響き、統一新羅の彫刻」という題だった。



展示物の95パーセントは仏像。日本の国立博物館からも
たくさんきていました。仏像マニアにはよだれのたれるような展示なのでしょう。
私はマニアでもないけれど、静かな顔の仏像を拝むのは好き。
心が落ち着く。それにしてもすごい数の仏像だった。これだけよく集めたなあ。
統一新羅は7世紀中半から935年までなので、日本の奈良時代~平安時代中期
ぐらいと考えればいいのかな。そうかんがえるとすごく古い。

仏像の出土地が、訪れた事のある土地だったりすると
「あらあら、ウォンジュ出身でいらっしゃるんですか!
それはどうも!つい数日前に行ってきたんですよ!
あらお宅はプヨですか、じゃあ夏にお会いしてたかもしれないですね~」

と挨拶したくなる気分になる。仏像ってホント人みたい。
展示室では、どこぞのVIPなお坊さんが10人以上の取り巻きとともに
ぞろぞろと見学をしていて、一緒に説明きこうかとおもったけど
あまりに内容が高級すぎて無理だったので遠慮した。
慶州の「石窟庵」がどのように作られたかというCGの再現映像が面白かった。
じつは慶州にまだ行った事がないのは恥ずかしい。
日本で言ったら京都奈良に行った事ないようなもんだ。
今回行けるかわからないけど、近いうちにかならず行かなきゃと思った。

常設展示室は、あいかわらず無駄に広いために足が疲れて最後まで見れない。
もう少しコジンマリ作っても良かったんじゃないかなあと思ってしまう。
それでも、行くたびに違う発見があるのはわるくない。
国宝の半跏思惟像はやっぱりうっとりするほど美しかった。

毎回ここだけは必ずじっくりみていくというのが陶磁器のコーナー。
青磁よりも白磁よりもダントツ粉青沙器が好き。
コミカルで、大胆で、奇抜な絵柄が新しい。ピカソもマティスも顔負けだぜ。



なぜか魚にばかり目がいく私。
盛岡のリンゴ体験からかえってきたときは東京の小物屋で
リンゴモノばかり探した。今度は魚。単純人間です。




ミュージアム ショップで魚のキーチェーンを発見して迷わず即購入!
家から持ってきたジャラジャラなる鈴もつけて、
これで酔っ払っても鍵ナクサナイ!


帰ってきて、三線の練習をしています。
ばしぬとぅいぶし(鷲の鳥節)をやってます。
ネットで動画をひろって、あわせて弾いたりして独学中。
帰ったら先生に教えてもーらお。
そんな一日でした。

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