2011年6月3日金曜日

これはキテル

ウイグルのダプ奏者Abbos Kosimovと
インドのタブラの王様、ザキールフセインの競演!

動画はこちら

Abbos Kosimovのウェブサイト
http://www.abboskosimov.com/


しかし、圧倒的なダプのこの高音の細かさに対して、
やっぱり、タブラがぐぐっと入ってくるところが一番踊れるのは何故だろう。
(11:40くらいから見て、12:30あたりを注目してください)

タブラは高音の細かさや「歌」みたいなのと
低音のうねりを両方持っている。チャンゴもそうじゃないか。
としたら、チャンゴでも同じ役割ができるんじゃないだろうか。

カリマンさんのコムズ



芸大民族音楽ゼミ所属の、ウメトバエワ・カリマンさん(キルギス、コムズ奏者)。
中央アジアのジミヘンと言われる、曲芸のような弾き方を色々見せてくれます。
日本でキルギス音楽を実践されている超貴重な方です。
7月16日浜松楽器博物館にてコンサート予定
http://www.gakkihaku.jp/lecture/114komuz.html

This is Fantastic play of Umechan! Ms. Umetbaeva Kalyiman is a member of our ethnomusicology seminor of Tokyo Univ of the Arts. She is from Kyrgyz Republic and her major is Kyrgyz musical instrument called "Komuz". She is also called "Jimi Hendrix from central Asia" ! :)

2011年5月24日火曜日

サウンガウのゆうべ ご報告

http://rhythm-circus.tumblr.com/

「サウンガウのゆうべ」ご報告

5月22日(日)に3331 Arts Chiyodaにて

ミャンマーの竪琴 チャリティーコンサート

「サウンガウのゆうべ」は、おかげ様で無事終了致しました。



大雨のなかお越し下さいました皆さま、そしてご協力頂いた皆々様、

出演者とスタッフ一同、心より感謝申し上げます。

本当に楽しくてあたたかいステージでした。



本企画は、会場である3331 Arts Chiyoda(千代田区 神田)の

東日本大震災復興支援「Arts Action 3331」参加企画のひとつとして、

会場を無料で提供していただいて行いました。

この場を借りてお礼申し上げます。

(Arts Action 3331 詳細 http://action.3331.jp/)



今回の震災後、いますぐにでもチャリティコンサートを開きたいと

言って下さったサウンガウ奏者のスー・ザー・ザーさんをはじめ、

そのご友人で在日ミャンマー人舞踊家であるキン・モウ・モウさん、チッ・サン・トゥエさん、イイキンさん、そして当日大変興味深いミャンマーについての

おはなしと展示、ミャンマーの民芸品の販売など、たくさん用意して下さったティンギ・ウィン・金子さんのあたたかい心から、素晴らしい時間となりました。



当日の収益のご報告を致します。



チケット収益 69000円

募金 1000円

金子さんによるミャンマー小物の販売収益一部募金 3000円

計 73000円





上記の全額を、被災地の郷土芸能の応援募金として送りたいと思います。

現地の日常生活が一日も早く取り戻されることを願いながら、

また現地の方々の生活を昔から支え続けてきた郷土芸能の活動に何らかのお手伝いが

できればと考え、下記の団体に募金することを決めました。

この場をもちましてその旨をご報告致します。



リズムサーカス スタッフ一同





募金先

「とりら 岩手三陸沿岸の民俗芸能応援募金」



募金の趣旨:岩手三陸沿岸の民俗芸能団体を支援します。当初は団体へ見舞金を差

し上げながら現況の聞き取り調査を行い、流失した衣装道具の購入・修復などの費

用を援助します。



団体趣旨:募金を行う「ふるさと岩手の芸能とくらし研究会」は、営利を目的としない

任意の市民団体です。研究誌「とりら」の発行をメインに年に一度程度公開講座を行

って来ましたが、今回の震災に際し、来年3月をめどに「とりら特別号」として三陸沿岸

の団体の報告書をまとめる予定です。



とりら http://www.h3.dion.ne.jp/~iwagei/torira.htm
blogとりら http://torira.exblog.jp/

現地の芸能の様子などを随時お知らせしています。

2011年5月19日木曜日

ミャンマーDAY


今週の22日(日)のミャンマーチャリティコンサートにむけて、

今日はスーさんから色んな事をおそわりました。


当日、私が何かしらのかたちで演奏に参加できるように、との

スーさんの粋なご配慮によって、拍子をとる伝統楽器の

スィー・ワー(スィーはベル、ワーはカスタネットのような楽器。)を

ちょっとだけお勉強。まずスィーを右手(きき手)にもつ。

これが意外に難しく、まず人差し指と親指で輪をつくって手を横向きにし、

片側のベルの付け根をつまむ。もうひとつのベルを小指の下に垂らし、

小指手前から裏側に持ってって、今度は薬指と中指の間から前に出し、

中指の腹にのっける。(文章で書くと伝わりにくい。今度写真載せます)

この状態で二つのベルを鳴らすんですが、先に親指と人差し指で

つまんだ方のベルはほとんど動かさないで、下のほうのベルを

下の3本指で手前に引っ張って打つ、という感じ。


金物楽器をことごとく失敗する私としてはかなり挑戦ですが、

本番良い音出せるように頑張りたいと思います。





スィー・ワー。(写真左がワー、右がスィー)



上野の森のなかに響く、サウンガウ(竪琴)のなんとも優雅で

あたたかい音と、スィーワーの「カチ、チーン、カチ、チーン」という

拍子がとてもとても気持ち良かった。






なんとも贅沢なひとときでした。


サウンの響きに関心のある方は、下のサイトで色々聞けます。



練習のあとは、スーさんが高田馬場のミャンマー料理屋さん「ミンガラバー」に

夕飯を食べに行くということで、ミャンマー文化社会見学がてら(?)

一緒に行くことにしました。ごはんの写真とるの忘れた!残念。

食べた料理は、空芯菜の炒め物と、甘辛チキン焼きと、パッタイのような炒め太麺、

そしてデザートに、もち米のケーキ、シュエ・チー。

全部おいしかった。味は、タイ料理に似てます。材料も結構共通性があるみたい。

パッタイみたいな麺に入ってる小さなお豆が栄養ありそうな味でおいしかった。


↓ミンガラバーの紹介が載ってます



私のとなりにいる、素敵な音楽家の故郷のことを、

毎日ひとつずつ、少しずつでも、欲張ってたくさんのことを知りたい。

今回のコンサート企画はそのスタートにすぎないと思います。

とにかく今日は、改めて目の前で弾かれるサウンの音に惚れぼれしました。

知らない国の不思議な音階の音楽だけど、こんなにやさしい気持ちになれる、

というのは、このサウンガウという楽器のすごさでもあるし、

演奏者のスーさんの人柄なんだなあと思います。

どんな愉快なことになるか、コンサート当日が本当に楽しみです。

2011年5月18日水曜日

はあそうだそうだ


photo by Yosshy

このブログがストップしている間にウヨウヨ曲折を経て、色々経て、
O.K.というバンドをはじめました。チャンゴやサムルノリの奏者の先輩たち、
そしてベースやフリージャズサックスの、だいたい5人構成のバンドです。
これは、すごいです。もはや新しいジャンルを作り出してる感じです。

http://mokuren.ciao.jp/ok/

有り難い仲間に恵まれていることに、感謝!精進!
(なんか、いちいちまとめがオッサンぽいな・・・まあいいか)

復活2 近況報告

修論を書きながらブログも更新する宣言が完全に破られてから
早半年、ついに博士課程に入ってしまいました。頑張ります。
ここ何週間かは、ミャンマーのチャリティコンサートの企画を練っています。
今週末5月22日(日曜)。

「ミャンマーの竪琴チャリティコンサート


サウンガウのゆうべ」



http://r-circus.com/
http://www.3331.jp/

自分が一番楽しみにしています。
3331というアートスペース(千代田区、神田・末広町)
の真っ白しろな壁に囲まれたお部屋で、
ミャンマーからやってきた竪琴弾き、スーさんが
あたたかいひとときをプレゼントしてくれます。
いい時間になると思います。

このコンサートが終わると、今度は韓国行きの準備です。
6月末に、国楽院で、若手外国人音楽研究者のための
伝統音楽研修(2週間)があって参加してきます。
けど、問題は、公用語が英語という・・・。

年始、南インドにいったときに
英語をやり直そうと一日に何回決意したか。
全然実行されてません。
いいたいことがある、というのは一番の動機です。
頑張ります。

南インドにご一緒した、バングラディッシュ出身の
アブドゥルさんとまた同行で韓国行ってきます。
いやはや楽しみ。明るい旅になりそうです。

その研修のあとは、民俗芸能学会での発表・・・・
まだまだ準備がはじめられておりません。
余裕を持って、韓国出発前に準備を!!したいところです。 

日々、発見!
では、また。