2009年8月7日金曜日

遅すぎる第一回報告 早池峰の夏①

書こう書こうと思いながらなかなかブログがかけずにいたが
今日はステイ先の家族のみなさんが休肝日ということで早めに
おやすみになったので、一人で今日までのことを色々振り返ろうと思う。

7月29日 東京発(高速バス)
30日 盛岡着→石鳥谷→大迫→岳(和泉坊泊)
31日 早池峰登山→早池峰神社例大祭宵宮(神社泊)
8月1日 例大祭→花巻→花巻南温泉郷(大沢温泉自炊部泊)
2日 花巻→北上みちのく芸能まつり(鹿踊、パレード鑑賞)
→矢幅→黒川(黒川さんさの北田家泊)
3日 草刈りなど
4日 盛岡さんさ踊り 黒川さんさ密着鑑賞→北田家でお母さんの誕生パーティ
5日 草刈りなど
6日 写真整理など
7日 産直品だし、りんごジュースラベル製作、ももの収穫、りんごの出荷準備など



まんず、ハヤズネさんの話から・・・。

7月29日に東京駅からJR高速バスに乗って盛岡へ。
ゼミのレポートを出し損ねたことが気がかりになりながら出発。
代理提出Tちゃんありがとう・・・・

31日朝 盛岡着。
大通りのネットカフェに走りこんでレポートを書き、
しばらく駅で寝たあと電車で石鳥谷へ移動。石鳥谷から大迫までバス。
早池峰神社に向かうためだ。しかし、早池峰はガチで田舎であるため
車(もしくは車にのせてくださる方)が絶対的に必要である。
今回も非常にお世話になった地元の藤原さん(ワインぶどう農家さん)に
大迫のバス停から電話して迎えに来ていただく。
大迫にも賢治の記念館があるのでそこを見学して、
山岳博物館にも行った。ここの前館長、一ノ倉さんは藤原さんの高校の同級生で、
神楽に興味を持って、山も登りたくて来たと言ったら
とても丁寧に山や地形と神楽の関係などについて教えてくださった。
翌日、早池峰に登るのにあたってとても素晴らしい予習になった。

藤原さんに送っていただいて、早池峰神社のある岳部落に到着。
本当に山奥で、携帯の電波も届かない。
明日の登山の集合連絡どうすんだ・・・と思いながら、
ひとまず宿泊先の宿坊、和泉坊へ。笑顔のおばちゃんが迎えてくれる。
荷物を置いて、岳の部落を散歩。夕日がちょうど山の向こうに落ちて部落全体が
もうすぐ闇に包まれる、その直前の静かであったかい風景が広がっていた。
隣の家の縁側には鳥兜(神楽を舞うときのかぶり物)が干してあった。

夜行バス明けでそのまま歩きまわった体はやはり正直で、
夕飯を頂きながらほとんど半分瞼が下がってきて、
「睡魔に襲われる」っていうのはこれだなーと思いながらバッタリと倒れる。

しばらくして起きて、おばちゃんと天気の話などをしながらテレビを(ずうずうしくも)
一緒に見ていると、神楽衆であるおばちゃんの息子さん、まもるさんが帰られる。
神楽衆のかたに話を聞くことは、期待はしてたけど半ばあきらめていたので
本当にうれしかった。

ここ最近のアイスブレーキングにぴったりな話題はやはり、「花巻東」。
春の甲子園で準優勝という快挙をなしとげた花巻東高校が
夏もまた出場決定したので、だいたいなんでも花巻東の話が
出るとみんな黙ってないのでありがたく活用している笑
もちろん、私も応援しています。

高校野球の話でひとしきり盛り上がったあと、
岳の昔からの暮らしぶりの変化、神楽衆の現状、
大償神楽との確執、海外公演の話など飾らない言葉でいろいろ聞けて面白かった。
芸能勉強するって、何を学ぶの?という耳の痛い質問も受けたりして
考えさせられることも多かった。

部屋に入って一瞬で眠りにつき、朝は恥ずかしくもおばちゃんの
モーニングコールで目覚める。

8月1日

障子を開けて外を見れば、雨の心配などはどこかへふっとぶほど
超快晴であった。こりゃ最高の登山日和だ。
8時半すぎにほかのメンバーも岳に到着した。
今回の旅の大きな目的のひとつがハヤチネサンに登ることだったので
前日神社にお参りしておいたのだ。どーか、神楽を見る前に山に
登らせて下さい!と。願いはかなった。

9時40分に小田越に車で到着(また藤原さんに送ってもらう)。
小田越からの道は「オンナ道」、反対側の河原坊からの道は「オトコ道」
といわれて、幾分前者のほうが楽だということで、小田越から登って
同じ道を下るというコースをとることにした。
割とハイスピードで登って、途中苦しくなることも特になく11時チョイすぎに
は山頂に着。途中、
ハヤチネウスユキソウ(日本でここしか見られない和製エーデルワイス!)も
ちらほら見られたし、他にもたっくさんの高山植物がありました。
今度はもっと早い時期に来て花をいっぱい見たいものです。

それにしても、ガレ場(岩場)からの山並みがサイッコウだった。
ヤッホーとかヒャッホウとかウオーとかギャーとか、
叫びたくなるぐらい最高な気分だった。
青い山脈ってこれのことか!という。山は夏は青いんだ、本当に。

下山して小田越14時チョイ過ぎ着。早かった。

急いで神社へ向かい、神楽見物の準備・・・のはずが、
ワインを手に入れてしまったのでまんず一杯・・・・。
一杯のはずが二杯・・・二杯のはずが。。。というわけで
前座の弟子神楽はほとんど見れずに、ほろ酔いで岳神楽見物に
突入。岳は太鼓のリズムが本当に鋭い。
ストレートな体育会系である。

さて、、、本題の神楽に入ったところだが眠くなってきたのでまた明日。
明日は盛岡花火の祭典!にて黒川さんさが公演!(よりもメインはそのあとの
花火+ビールだったりして。楽しみです。)

0 件のコメント: